【江戸川区】屋根塗装の縁切りとは?
皆さんこんにちは!
江戸川区 葛飾区 屋根塗装・防水工事・雨漏り修理の屋根リフォーム.com東京です(^-^)
皆さん、突然ですが「縁切り」というものをご存知でしょうか?
屋根塗装を行うにあたって、知っておいて頂きたい事の一つですので
「なにそれ?」「聞いたことはあるけど良く分からない」という方には
是非、こちらのブログをご覧いただきたいです。
縁切りとは
「縁切り」とは屋根塗装において、非常に重要性の高い作業で
薄型化粧スレート屋根、商品名ですとカラーベストやコロニアルの塗替え時に行います。
スレート瓦の屋根をローラーなどで塗装を行うと、瓦の重ね目に塗料が入り
その状態のまま乾燥してしまうと、重ね目が塞がっている状態となります。
重ね目が塞がっている状態のままでいると、屋根の下地材の劣化や屋根の通気性が失われてしまったり、
雨水の排出先が無くなってしまいますので、雨漏りへと繋がる事もあります。
その様な事を防ぐため、塗料の乾燥後に塗膜を切って
雨水の通り道を確保してあげる工程の事を「縁切り」と言います。
縁切りを行わないリスク
屋根材と屋根材の重なり部分は、降雨時に屋根材内部に雨水が溜まらないよう
水が流れる構造となっております。
縁切りを行わなければ、塗膜により屋根材の重なり部分は埋まってしまい、屋根に水分が溜まった状態になり、
その状況が続く事で、以下の様なトラブルを引き起こしてしまいます。
屋根下地材の劣化
排出できなくなった雨水がどんどん雨水を引き寄せ、次第に屋根材の下にある
下地材を腐食させてしまいます。
屋根下地材は、ルーフィングと言われる防水シートが敷かれている為、
少々の水であれば、下地材を腐らせたり 室内まで浸水することはありません。
ですが、長い期間雨水に晒されればルーフィングも下地材も、次第に防水力を失い
やがて屋根内部にまで雨水が浸水し、雨漏りなどのトラブルが生じるのです。
縁切りの重要性/内部結露を防ぐ
皆さん、結露ができる仕組みをご存知ですか?
結露は物質の内側と外側の気温差が生じた際に発生します。
以上の事を屋根に当てはめ考えましょう。
建物内の暖かい空気は上昇する性質があり、天井を貫通し屋根裏まで上昇します。
一方、屋根の外側は外気に接していますので、日中は暑さに晒され
夜や朝方は寒さに晒されています。
屋根の内側が温まり、屋根外側が冷える事により結露が発生いたします。
縁切りで屋根に隙間を作らないと、屋根裏で内部結露した水分が溜まり、
中の断熱材や木材を腐らせてしまうのです。
縁切りのタイミング
縁切りを行うタイミングは、屋根塗装後 塗膜が完全に乾いたのを確認し行います。
塗装後の翌日ですと、まだ完全に乾燥していない場合があります。
また、半乾きの状態で縁切りを行うと、せっかくあけた隙間が
再びくっついてしまう可能性がありますので、塗膜が完全に乾いている事を確認しましょう。
【カッターを使用した縁切りの問題点】
縁切りはとても大事な作業ですが、現地調査を行ってみると
実は、施されていない場合もあります。
地道で手間がかかる作業であり、足場を解体したら分からなくなる為、
業者が面倒と思い、縁切りの工程を省いてしまうのです。
その他にも、従来のカッターを使用した縁切りの問題点として、以下のものがあげられます。
・防水工事・雨漏り修理の屋根リフォーム屋根塗装の際、キレイに仕上げた塗装を傷つけてしまう。
・何百枚もの屋根材に縁切りを施すことで、手間と時間がかかる。
・手間、時間が掛かる=お施主様にとってもコストが掛かる
縁切りは、簡単な作業でないがリスクが掛かる為、
大事な作業にも関わらず、見た目の変化も分かりませんので省略してしまう業者が存在するのです。
タスペーサー
カッターでの縁切りにおける問題点を解消したのが、縁切り専用の道具である「タスペーサー」です。
タスペーサーは、下塗りが完全した時点で、屋根材と屋根材の間に差し込む事で、隙間を作ります。
1枚の屋根材につき、2枚のタスペーサーを挿入するのですが
メーカーも推奨している工法で「ダブル工法」と言われています。
そして、このタスペーサーの登場により解消された問題点として
・タスペーサーを使用する事により、時間の大幅な短縮
・時間短縮=コストの削減にも繋がります
・キレイに仕上がった塗装を傷つけることなく、縁切りが行える
主に、以上の点があげられます。
これは業者としてもお施主様としても、いいことづくめですので、
近年では、カッターの縁切りではなく タスペーサーの挿入による縁切りが主流となております。
これまで屋根リフォーム.com東京は、葛飾区金町で防水業を営んでいました。
都心の大きなビルやマンション、町のアパートや個人住宅など、様々な建物の防水工事に携わり、
新築工事・改修工事問わず、色々な現場を見てきました。
今までの経験・実績を活かし、これから先も皆様の大事なお住まいを守っていければと思っております。
雨漏りというものは、「塗装業者」ではなく「防水業者」でなくては直せません。
と言いますのも、「塗装」とは住宅を綺麗にする事を目的として行う工事であり、雨漏りを直す工事ではないからです。
対して「防水」とは、住宅から水を防ぐために行う工事なのです。
住宅の雨漏りや屋根リフォームについて、お困りな事、心配な事、どんなに小さなことでもかまいませんので、是非一度ご連絡ください(*^-^*)
屋根リフォーム.com東京
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