ステップ①【下塗り】
屋根塗装を行う工程の中で、一番初めに行う塗装が下塗り塗装です。
また、下塗り塗装は足場が設置されすぐに出来る作業ではなく、
まず初めに高圧洗浄を施す必要があります。
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屋根塗装も外壁塗装と同じく、3回塗りが基本です。
また、ただ単に3回塗りを行なっても意味がなく、しっかりとポイントを抑えることが大切です。
塗り作業以外にも、どのような作業が行われているのか、
今回のブログでは、屋根塗装についての工程などをご紹介させていただきます。
塗料は屋根用や外壁用と分かれており、その中でも各塗料メーカーによって定められた扱い方のルールがございます。
塗料は湿度や気候などの影響を繊細に受けるもので、塗装の際の条件を把握し
メーカーの規定をしっかりと守らまくてはなりません。
その規定を守らなければ、塗料が持つ本来の性能を発揮する事ができません。
そして、屋根塗装の塗り回数が3回と言うのも、メーカーにより定められた規則で、
きちんと3回塗りを行う事で屋根材や建物自体を、紫外線や雨風などの外的要因から守る事が出来るのです。
屋根塗装を行う工程の中で、一番初めに行う塗装が下塗り塗装です。
また、下塗り塗装は足場が設置されすぐに出来る作業ではなく、
まず初めに高圧洗浄を施す必要があります。
屋根には苔や藻、カビやホコリなど様々な汚れが長い年月をかけ蓄積され、
それらの汚れを落とさずに塗装を行うとなると、塗膜と下地の間に汚れが残った状態になります。
その結果、塗膜と下地は十分に密着する事が出来ず、早期剥離などの不具合が生じるのです。
他にも、屋根材の劣化箇所を補修したり、傷んでいれば交換をするなど下地調整を行います。
このような下処理をしっかりと行うはなければ、どんなに高性能な塗料を使用していても
その性能100%引き出す事ができません。
そして、いよいよ下塗り塗装を行います。
下塗りで使用される塗料は、色をつけたり、遮断熱性や防藻性などのある塗料ではなく、
下地と上塗り塗料の密着性を高めるための下地強化剤になります。
この下塗り塗料も、塗装を施す素地の現状に合わせる必要があり、
劣化が進んだ屋根材は、下塗りを何度行っても吸い込んでしまう事があります。
この状態に気づかず次の工程へ進んでしまうと、塗膜が早期に剥がれてしまったり
上塗り塗料までも吸い込んでしまい、用意した量では足りないなどといったトラブルに繋がります。
後々に起こりうるトラブルを防止するためにも、しっかりと下塗りを施す必要があるのです。
初めに行った下塗りが、完全に乾燥したのを確認し、次の工程である中塗り塗装を行います。
中塗り塗装では、上塗りで使用する塗料と同じものを使用します。
中塗りを施す目的としては、上塗りで行った塗膜の機能をしっかりと発揮させ、
上塗り塗料の密着性を高めます。
いわば、上塗り塗装のための下準備です。
上塗り塗装は最後の工程で、仕上げ作業となります。
同じ塗料を2回塗り重ねる事で、メーカーが規定している膜厚を確保する事ができ、
美観や耐久性など、塗料本来の性能を100%引き出す事ができるのです。
メーカーのカタログには、「中塗り1回・上塗り1回」・「上塗り2回」などと記載されているケースもございますが、
中塗りと上塗りで使用する塗料は同じものなので、作業内容は同じです。
屋根塗装では、これまでご紹介した、高圧洗浄・下地補修・下塗り・中塗り・上塗り以外にも行う作業があります。
屋根には、雪止めや板金など、屋根材以外の部材が備わっており、
それらは住宅にとって欠かせない付帯部ですので、屋根と同じく塗装を施します。
ただし、板金や雪止めは「鉄部」となりますので、屋根材の塗装とは下準備の仕方が異なります。
まず、【ケレン】という作業を行うのですが、これには皮スキやマジックロン、ヤスリを使用します。
鉄部には、サビが発生しやすくさらに劣化が進む事で、剥離が生じます。
それらをケレンにより除去し、塗装の行える状態にするのです。
他にも、鉄部には塗料が付着しにくいため、ケレンにより施工箇所を削り
細かく傷をつける事で、施工箇所に塗料が付着しやすくなります。
そして、【鉄部の下塗り】です。
先ほどもお話ししたように、鉄部にはサビが生じやすいのですが、それは塗装後も同じです。
そのため、鉄部の下塗りではサビ止め塗料を塗装します。
サビ止め塗装を施す事で、今後に発生するサビを抑えます。
そして、中塗り・上塗りは屋根塗装に使用されるものと同じ塗料で塗装が行われます。
以上、屋根塗装3回塗りのご紹介でしたが、いかがでしたか?
塗装工事は、今回ご紹介した作業を一つでも省けば、100%の仕上がりとはいきません。
それどころか、あっという間に劣化が進み、どこかで不具合が生じます。
塗装業界には悪徳業者が多く存在し、そのような業者は3回塗りを2回塗りで終えたり、
屋根は目の届かない場所だからと、1回しか塗装を行わないケースもございます。
ですので、屋根塗装を行う際は、時間と手間をじっくりとかけてくれる信頼のできる業者を選びましょう!
これまで屋根リフォーム.com東京は、葛飾区金町で防水業を営んでいました。
都心の大きなビルやマンション、町のアパートや個人住宅など、様々な建物の防水工事に携わり、
新築工事・改修工事問わず、色々な現場を見てきました。
今までの経験・実績を活かし、これから先も皆様の大事なお住まいを守っていければと思っております。
雨漏りというものは、「塗装業者」ではなく「防水業者」でなくては直せません。
と言いますのも、「塗装」とは住宅を綺麗にする事を目的として行う工事であり、雨漏りを直す工事ではないからです。
対して「防水」とは、住宅から水を防ぐために行う工事なのです。
住宅の雨漏りや屋根リフォームについて、お困りな事、心配な事、どんなに小さなことでもかまいませんので、是非一度ご連絡ください(*^-^*)
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